ピアソンVUEでアカウント利用制限を解除する方法

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目次

はじめに

ちょっと間抜けな話で恐縮なのですが、AWS認定試験の予約時にピアソンVUEのアカウントがロックされてしまいました・・・
その時に調べてもすぐに解除方法が分からなかったので、今回はその方法をまとめておきたいと思います。

試験予約のきっかけ

AWS認定試験を自宅受験する場合、1回目で不合格でも2回目は無料で受けられるというキャンペーンが先日、始まりました。
ちょうどDOP(DevOps Engineer - Professional)を受けるつもりだったので、良いタイミングだと思いオンラインで予約をしてみました。

キャンペーンの詳細:
pages.awscloud.com

予約方法

こちらのAWS認定ページにログインし、ピアソンVUEのOneVueを使った受験を選択しました。
予約に関する詳しい手順は受験後にまた別の記事でも紹介できればと思いますので、今回は利用停止された部分にフォーカスしていきます。

まさかの利用停止

予約を進めていったところ、支払い情報を入力する画面で、こんな怪しげなメッセージが出ました。

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支払い情報の入力が、複数回行われました

ちょっと嫌な予感がするなと思いつつ、そのまま「予約内容の確定」の画面まで突き進み、確定ボタンを押しました!

が、しかし・・・予感的中で、こんなメッセージが出て拒否されてしまいました。
(黒塗りのところはユーザ名です)

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現在登録が許可されていません。質問はすべてPearson VUE登録センターにお送りください。

どうやらアカウントの利用制限がかかってしまったようです・・・泣

なぜ利用制限されてしまったか

予約画面で何度もバウチャーを適用しようとしたことが原因です。
悪意をもった人が不正にバウチャー入力を試行できないようにするための機構が働いた感じです。
今回は自宅受験のキャンペーンがバウチャーの併用が不可ということに気付かずに何回もバウチャーを適用しようとして引っかかってしまったというオチです。

利用制限されるとどうなるのか

ピアソンVUEの試験予約ページを開こうとしてもアクセス拒否され、一切の試験予約ができなくなります。

対処方法

問い合わせフォームから依頼

万が一、利用制限されてしまった人は、以下の手順で復旧できます。

  1. ピアソンVUEの登録センターのサイトに行く
  2. トップページの右上にある「問い合わせ」を押す
  3. カスタマーサービス」を押す
  4. 問い合わせフォーム」を押す
  5. 問い合わせフォームにて以下のように入力して、内容を送信する
    • お問い合わせ内容: 4. 利用制限解除申請について
    • 試験プログラム: AWS
    • 受験者 ID: 自身のAWSのCandidate ID ("AWS"から始まるID)
    • 問い合わせ内容詳細: 利用制限を解除してほしい旨を書く
    • 氏名や住所等: AWS Training and Certificationのアカウントに登録している情報
  6. メールで回答がくるのを待つ

AWS認定アカウントに登録している情報が問い合わせフォームで入力した情報と一致しないと対応してもらえないので、注意しましょう。
※ただ、万が一情報が一致してなくてもメールで本人確認のための追加の情報提供の依頼がくるはずなので、それに回答すれば大丈夫なはずです。

電話でもOK

カスタマーサービス」にある電話番号にかけても対応してくれます。
(メールで待ちきれなくて電話しちゃいました。笑)

その際に登録しているメールアドレス、電話番号、AWSのCandidate IDを聞かれるので、準備しておくとスムーズです。

解除にかかる時間

今回は解除依頼を出してから、1営業日で対応いただけました。
時期や待ち状況にもよりますが、オペレータさんいわく平日であれば、だいたい1営業日で対応可能とのことです。

ちなみによくある質問には何も書いてない

実は一番最初は「よくあるご質問 (FAQ)」にて情報を探したんですが、利用停止に関する記述を見つけることができませんでした。
半信半疑で問い合わせフォームから依頼を投げたのですが、正解だったみたいです。

追記:2021/05/20
よくある質問の「アカウントの作成」に記載がありました。
アカウント作成済みの人にとっては少し見つけにくいかもしれませんが、「アカウントが制限されてしまいました。」に書いてあります。

おわりに

今回はAWS認定試験のオンライン受験時にアカウントが利用停止されてしまった場合の対処方法を紹介しました。
利用制限されてしまっても、すぐに復旧できますので、焦らず落ち着いて解除申請をしましょう。
この記事が他に困っている人の参考になれば幸いです。

くれぐれも予約ページでは怪しい操作をしないように気を付けつつ、快適なオンライン受験生活をお楽しみください。

以上。